この文書は、gnuplot バージョン 4 とバージョン 5 の
両方を対象としています。
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Revision: 1.58 $
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Date: 2017/06/04 04:55:40 $
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このドキュメントの最新版は http://www.gnuplot.info/faq/ の Web 上にあります。
コメント、提案等は開発者向けメーリングリスト [email protected] に送ってください。
gnuplot はコマンド駆動型の描画プログラムです。関数の描画、 およびデータ点の描画を、2 次元、3 次元の両方で、 そして多くの異なるスタイル、多くの異なる出力形式で行うことができます。 また、gnuplot は自動的にグラフを生成するスクリプト言語としても 使用することができます。 これは主に科学的なデータを画面表示するものとして設計されています。 gnuplot の著作権は保護されていますが、自由に配布でき、 代金を払う必要はありません。
gnuplot の作者は Thomas Williams, Colin Kelley, Russell Lang, Dave Kotz, John Campbell, Gershon Elber, Alexander Woo、 そして多くの協力者です。
以下は Thomas Williams によります:
私は微分方程式の講義を、そして Colin は電磁気学の講義を取っていて、 2 人ともそれらに関する数学が視覚化できればなあと考えていました。 私達はある EE (Engineering Electronics) VLSI 研の システム管理者として働いていて、そして、 グラフィック端末とコーディングを行なう時間がありました。 その投稿は我々の期待以上に良く受け入れられ、そして、不完全でしたが、 ファイルデータに関するいくつかのサポートに我々を駆り立てました。
GNUplot という紹介はどんなものも正しくはありません。 このプログラムの本当の名前は "gnuplot " です。 ずいぶんと "Gnuplot " と書かれているのを見るでしょうが、 それは我々の大半が、固有名詞やタイトルであっても、 文章を小文字で開始することに嫌悪を持っているからです。 gnuplot は GNU プロジェクトや FSF とは、 極わずかの意味を除けば少しも関係ありません。 我々のソフトウェアは完全に独立にデザインされたもので、 そして "gnuplot " という名前は実は妥協によるものです。 私は "llamaplot" と呼びたかったし、 Colin は "nplot" と呼びたかったのです。 そして、我々は "newplot" がいいだろうということで合意しましたが、 しかしそのときその名前を持つ、絶対的におぞましい Pascal のプログラムを 計算機科学部でたまに使っていることを知りました。 それで私は "gnuplot " がいいごろ合わせになるとして、 後で Colin もそれに同意したのです。
ええ。gnuplot は対話型実行中に 追加コマンドを含むファイルを読み込むことができますし、 既に存在するファイルや標準入力からのコマンド列を パイプを使ってバッチモードでそれを処理することもできます。 gnuplot は、Octave のような高水準な数学パッケージの背後で実行する グラフィックドライバとして使われていますし、 cgi スクリプトでラップすることで 容易に Web 起動型の描画生成ツールとして使うこともできます。 gnuplot は、なじみのある命令 if else continue break while for を 用いた文脈駆動型、データ駆動型の処理制御、 および繰り返しをサポートしています。
gnuplot は、MS Windows, linux, unix, OSX などの 多くのプラットホーム上で、広く利用できます。 現在のソースコードは、VMS, Ultrix, OS/2, MS-DOS などの古いシステムのサポートも保持していますが、 16 bit プラットホームはもうサポートしていません。
gnuplot のソースは、それなりに標準的 (ANSI/ISO C, POSIX 等) な環境から 多少外れたものの上でもコンパイルできるでしょう。
gnuplot はボランティアの集団によって作られたものです。 彼らは gnuplot 、およびその使用の許可、 不許可に関する法的な文書を作成できません。また何の保証もありません。 自分自身の責任で使用してください。
gnuplot は FSF が作ったのでも FSF がメンテナンスしているのでもありません。 一時期 FSF から配布されていたこともありますが、 しかし現在はこれは正しくありません。 gnuplot は、GNU General Public License (GPL) に全く保護されていません。
gnuplot は、無償であると言う意味でフリーウェアです。 gnuplot をあなたが望むように使用し、改変することができますが、 改変したものを配布することについてはある種の制限がつきます。 Copyright というファイルの modification (改変) と redistribution (再配布) の項目を読んでそれを承認してください。
gnuplot Web ページ http://www.gnuplot.info を見てください。
英語以外の他の言語での文書や入門書もあります。 最新のリストについては、http://gnuplot.sourceforge.net/help.html の "Localized learning pages about gnuplot" の節をご覧ください。
gnuplot の最新の正式リリース版は、2015 年 1 月リリースの 5.0 です。 更新バージョン (パッチレベル 1, 2, ...) は、だいたい 6 ヶ月毎に リリースされます。 gnuplot の開発版は、現在は 5.1 となっています。 バージョン 5.2 の最初の版は 2017 年中旬にリリースされる予定です。
始めに最も適切な場所は http://www.gnuplot.info です。 ここから、例えば SourceForge 上の開発プロジェクトサイト http://sourceforge.net/projects/gnuplot などの、 色々なサイトの場所を見つけられるでしょう。
ソース配布物 ("gnuplot-5.0.5.tar.gz" または同様の名前) は公式の配布サイト http://sourceforge.net/projects/gnuplot にあります。
gnuplot の開発版は、cvs ソースツリーの形で、オンラインで直接 http://sourceforge.net/projects/gnuplot/ の "CVS" セクションから参照できます。 そこに含まれているドキュメントに従って、 例えば、以下のようなコマンド列によって 最新のソースをすべてダウンロードすることもできます。
cvs -d:pserver:[email protected]:/cvsroot/gnuplot login cvs -z3 -d:pserver:[email protected]:/cvsroot/gnuplot co -P gnuplot
または (bash では)
export CVSROOT=:pserver:[email protected]:/cvsroot/gnuplot cvs login cvs -z3 checkout gnuplot
パスワードを聞かれたら <return>
を打ちます。
その後、gnuplot のコンパイルの段階の ./configure の前に、 ./prepare を実行して 最新の configure 用のファイルを作成する必要があります。
公式の gnuplot の開発版の暫定的なバイナリリリースはありませんので、 自分自身でコンパイルする必要があります。 しかし、OS/2, Windows, Macintosh などのいくつかのプラットフォーム用の 非公式なバイナリ版はどこかに見つかるかも知れません。
重要な注意: 開発版に対する質問は必ず [email protected] に送ってください。
他のソフトのインストールと同様です。リリースノートと README, INSTALL のファイルを読んでください。
ドキュメントはすべてソース配布物に含まれています。 個々のセクションは、gnuplot の作業中に help キーワード を 打つことで見ることができます。 サブディレクトリ docs と tutorial の中を見てください。 そこには、PDF や HTML 版のユーザマニュアルを生成するファイルがあります。
http://gnuplot.sourceforge.net/documentation.html に、 そのコピーが置いてあります。
ソース配布物には動作するサンプルのディレクトリが含まれています。 これらサンプル、およびその結果の描画グラフは http://gnuplot.sourceforge.net/demo/ でも見ることができます。
このためには gnuplot をコンパイルし直す必要があります。
様々な人々が作った修正は、 出力ドライバのようなファイルを置き換えることで行なうか、 またはパッチ当てで行ないます。 ファイルの置き換えの場合、それ用の README ファイル、 またはそのファイルの最初の行に何か情報があるかも知れません。
パッチを当てる場合は、patch ユーティリティが必要で、
もしかしたら automake, autoconf というツールも
必要かもしれません。パッチを適用する場合の典型的なやり方は
patch -p0 <newfunctionality.diff
です。
寄稿されたパッチの置き場所は gnuplot の sourceforge サイト http://sourceforge.net/p/gnuplot/patches/ の "Patches" セクションにあります。
コンパイル済みの gnuplot が与えられている場合、show
コマンドで、
それがコンパイルされたときに使用されたコンフィグレーションと
ビルドオプションの一覧を表示できます。
gnuplot> show version long
このドキュメントを読んでください。
初期プロンプトで help
コマンドを実行してください。
その後キーワードをたどっていってください。
plot
や set
から始めるのがいいでしょう。
もし、持っているならマニュアルを読んでください
demo サブディレクトリを見てください。ヒントを与えてくれるでしょう。
システム管理者、または gnuplot を設定した同僚に尋ねてください。
それら全てに失敗したら、gnuplot の最新版に更新する、 あるいは更新するようシステム管理者に圧力をかけてください。 そして質問をニュースグループ ~comp.graphics.apps.gnuplot に投書するか、またはメーリングリスト [email protected] にメールを送ってください。 そのメーリングリストが別に受けてしまう圧倒的な量 spam を避けるため、 投稿の前にそのメーリングリストに参加 (subscribe) しなければいけません。 参加の方法は、gnuplot のマニュアル本文にあります。 メールを送る際は、バージョン番号とオペレーティングシステムを併記することを 忘れないでください。 そのメーリングリストを購読したいならば、URL http://lists.sourceforge.net/lists/listinfo/gnuplot-info を参照してください。 しかしニュースグループ ~comp.graphics.apps.gnuplot が直接読めるならば、そうしないでください。 質問をそのニュースグループに投稿すれば、 それはメールでの返事を請求する、 あるいは要約を投稿する良い形式と見なされます。
生成される出力の種類は set terminal
コマンドで定義します。
例えば
set terminal postscript
は
グラフを PostScript 形式で出力します。
出力は set output
コマンドでリダイレクトできます。
以下の例は、まず sin(x) のグラフをスクリーン上に描画し、 同じグラフを PostScript 出力ファイルとして再描画します。
gnuplot> plot sin(x) gnuplot> set terminal postscript Terminal type set to 'postscript' Options are 'landscape monochrome "Courier" 14' gnuplot> set output "sin.ps" gnuplot> replot gnuplot> unset output # 出力先をデフォルトに戻す gnuplot> unset terminal # 出力形式をデフォルトに戻す gnuplot> system("print sin.ps") # PS ファイルをプリントアウト (環境依存) gnuplot>
プラットフォームに依存しない出力形式の復帰は、 コマンド set term push/pop によって以下のように行なえます。
gnuplot> set terminal postscript eps color lw 15 "Helvetica" 20 gnuplot> set out 'a.eps' gnuplot> replot gnuplot> set term pop
set term pop コマンドは、 その前に対応する set term push を実行していない場合は、 起動時の出力形式復帰します。 unset terminal を実行した場合も同じです。
対話型出力形式の中にはそのツールバー上にプリンタアイコンを提供する ものもあります (win, wxt, qt 等)。 それは、他の出力形式を使用するのではなく、 システムに用意されている一般的なシステムツールを使い、 現在のグラフを印刷するか、またはファイルに保存します。 すなわち、印刷メニューで "save to png" を選択して得られるファイルは、 set term png; replot; によって得られるファイルとは 違うものになります。
基本的に、グラフをそのワープロソフトが理解できる形式のファイルに保存すれば (set term
と set output
を使います。上を見てください) そのワープロソフトで読み込むことができるでしょう。
後で正しいサイズに変換もできるという点で
ベクトル形式のフォーマット (PostScript, emf, svg, pdf, TEX, LATEX など) の方がいいでしょう。
細かいことはそのワープロソフトに依存します。
set term
として使用できるファイル形式のリストを見てください。
多くのワープロソフトは Encapsulated PostScript (*.eps) のグラフを取り込めます。
gnuplot では、
set terminal postscript eps
または
set terminal epscairo
を使うことで eps 出力を選択できます。
gnuplot は、出力する EPS ファイルにプレビュー用のビットマップ画像を
埋め込みませんので、ワープロソフトの中には、それに対応させるために
自分自身でプレビュー画像を追加しないといけない場合もあるかもしれません。
その目的のためには、GSView ビューワ (OS/2, Windows, X11 用があります)、
あるいはいくつかの Unix 上の ps ツールが使えます。
OpenOffice.org 等の Windows のオフィスアプリケーションには、 EMF 形式のベクトル画像を処理できるものがあります。 そのような画像ファイルは emf 出力形式でも作れますし、 windows 出力形式のグラフウィンドウのツールバーから 'Save as EMF...' を選択することでも作れます。
OpenOffice.org は SVG 形式も、AutoCAD の dxf 形式も読みこむことができます。
gnuplot を使って TEX や LATEX 文書に取り込むためのグラフを作る方法は 何通りもあります。 取り込む *.tex ファイルの断片を直接生成する出力形式もありますし、 \includegraphics コマンドを使って取り込むための *.eps, *.pdf, *.png 出力を生成するものもあります。 epslatex と cairolatex 出力形式は、画像ファイル (*.eps か *.pdf) と それを参照する *.tex 文書ファイルの両方を生成します。 tikz 出力形式は、テキストとグラフを生成し、 その出力を pdflatex で処理すれば PDF ファイルが作成できます。
大抵のワープロソフトはビットマップ画像 (png, pbm 等) を取り込むことができますが、 この方法の短所は、 そのグラフが gnuplot によって生成されたときのサイズによって その解像度が制限されてしまうことです。 一般に、文書が最終的にプリントアウトされる解像度よりも その解像度はかなり低くなります。
これはあなたが使う出力形式に依存します。
gnuplot は、例えば色や太さや点の形などの、
線や点の色々な属性を設定するための様々なコマンドを提供しています。
コマンド test
は、現在選択されている出力形式用の、
利用可能な定義済みの色、サイズ、形などの組合せを示す
テストページを出力します。
コマンド set linetype を使うことで
これを変更したり、あらたな組を追加定義できます。
gnuplot 出力形式で直接アニメーションファイルを出力できるのは 以下のもの (gif) だけです:
set terminal gif animate {delay <time>} {loop <N>} {optimize}
デモの中の http://gnuplot.sourceforge.net/demo/animate.html も参照してください。
gnuplot では陰関数のグラフや曲線は直接は描画できません。 しかし、次善の策はあります。
gnuplot> # 例: 次の行を適当な定義に置き換えてください。 gnuplot> f(x,y) = y - x**2 / tan(y) gnuplot> set contour base gnuplot> set cntrparam levels discrete 0.0 gnuplot> unset surface gnuplot> set table $TEMP gnuplot> splot f(x,y) gnuplot> unset table gnuplot> plot $TEMP w l
その仕掛けは、曲面 z=f(x,y) の 1 本の等高線 z=0 を描き、 その等高線のデータを一時ファイルやデータブロックにセーブすることにあります。
2 つの与えられた曲線の間を塗りつぶす描画は、 疑似ファイル '+' と filledcurves closed を使えば簡単にできます。 以下の例は、2 つの曲線 f(x) と g(x) に対するデモです:
f(x)=cos(x) g(x)=sin(x) xmax=pi/4 set xrange [0:xmax] plot '+' using 1:(f($1)):(g($1)) with filledcurves
注意してもらいたいのですが、 上の例のスクリプトは 2 つの曲線の間の領域を塗りつぶすものであって、 どちらが他方の上であるかを考慮はしません。もし、 g(x)<f(x) か、または f(x)<g(x) を満たす領域のみを塗り潰したいなら、 filledcurves の後ろに above か below の キーワードを追加してください。
textithelp filledcurves, help special-filenames, help ternary に関するドキュメントを参照してください。 demos ディレクトリ内の fillbetween.dem も参照してください。
set pm3d; splot 'a.dat'
とやっても、
カラーボックスは表示されるもののグラフは表示されないとしたら、
もしかしたら 2 つのつながっている線 (孤立線) を分離する空行が
ないのでは ? 空行を入れなさい ! これが何を意味するのかに興味があるなら、
gnuplot の demo ディレクトリにある demo/glass.dat
や demo/triangle.dat
などのファイルをじっくり見てください。
以下の awk スクリプト (例えば addblanks.awk
と呼ぶことにします) は有用で、データファイルに、
第 1 列目の数が変更したときに空行を追加してくれます。
/^[[:blank:]]*#/ {next} # コメント行 (# で始まる行) は無視 NF < 3 {next} # 3 列未満しかない行も無視 $1 != prev {printf "\n"; prev=$1} # 空行を出力 {print} # その行自体を出力
これにより、データファイルをコマンド awk -f addblanks.awk <a.dat
によって前処理するか、
unix 互換のプラットフォーム上でデータファイルを
gnuplot> splot "<awk -f addblanks.awk a.dat"
のように描画するか、
のどちらかを行ってください。
set view map を使用してください。
2 次元のカラー画像の描画用には、描画スタイル with image
や with rgbimage
なども用意されています。
pm3d スタイルの explicit スイッチ (implicit も参照のこと) を使ってください:
gnuplot> set pm3d explicit gnuplot> splot x with pm3d, x*y with points
個々の等高線にラベルをつけたグラフは、gnuplot バージョン 4 では ある種の裏技と余分な処理手順が必要です。以下を参照してください: http://gnuplot.sourceforge.net/scripts/index.html#tricks-here
バージョン 5 では、その手順はとても簡単です。 等高線を、1 回目は "with lines" で、2 回目は "with labels" で 2 回描画するだけです。 目立つラベルを作成したい場合は、以下のようにするといいでしょう。
set style textbox opaque noborder set contours splot 'DATA' with line, 'DATA' with labels boxed
3 次元物体の面に色をつけて描画するには、 ファイルを以下のような形式で作成すれば可能です。
# 三角形 1 x0 y0 z0 <c0> x1 y1 z1 <c1> x2 y2 z2 <c2> x2 y2 z2 <c2> # 三角形 2 x y z ...
1 行の空行と 2 行の空行の位置に注意してください。 <c> はオプションの色指定です。
これを以下のようにして描画します (どちらかの splot で):
set pm3d set style data pm3d splot 'facets.dat' splot 'facets_with_color.dat' using 1:2:3:4
曲面の線は、 set style data pm3d か、splot ... with pm3d で無効にできることに注意してください。
上の例では、pm3d は三角形をそれぞれ独立な曲面として描画します。 それらは、データファイル中に他のものが見つかったときに その後で一つの曲面に描かれます。 重なる部分は 2 次元射影では重なって描画されてしまいます
gnuplot は 3 次元モデリングプログラムではなく、 隠線処理ルーチンは点、線には適用されますが、面には適用されません。 面の集まりとしてのデータの処理なしには、 影に隠れる面を作ることはできません。 'hidden3d' アルゴリズムは、入力データを 2 つの方法で使って実行されています: 一つは、曲面を構成する三角形 (格子点の四角形から作られる) の集まりをセットアップすること、 もう一つは端の集まりです。 そしてそのすべての端に対して、 どの部分が他の面の後ろに隠れないのかをチェックし、 そしてそれらを描画しています。
結果として、 gnuplot は曲面や 3 次元の物体を仮想現実としては描画しません。 これは set pm3d map に対してはちゃんと働きますが、 本当の 3 次元にしたいなら、 多面体データを VRML ファイルに変換するソフトを書く方がいいかもしれません。
set palette cubehelix を試してください。
ここにあげるには多すぎます。 ソース配布物に含まれるファイル NEWS、 あるいは gnuplot のヘルプドキュメントの "New features" のセクションを 参照してください。
インストール済の gnuplot が使用できるグラフィックドライバの一覧を見るには、
set term
とタイプしてください。
通常の配布物には含まれていても、
デフォルトでは使えないようになっているグラフィックドライバもあります。
それらが使いたければ、gnuplot/src/term.h
を修正して
コンパイルし直す必要があります。
ええ。
gnuplot は、あらかじめ表形式にされたデータを表示するための、 さまざまな横並び型 (clustered) と積み上げ型 (stacked) の ヒストグラムスタイルをサポートしています。 また、生のデータを場所毎に累積するためのいくつかのオプションも提供していて、 それを切り替えて棒グラフとして表示させることも可能です。 マニュアルの bins と smooth frequency の部分を 参照してください。
円グラフは gnuplot ではちょっと面倒ですが、以下を見てください。 http://gnuplot.sourceforge.net/demo/circles.html または、以下を参照してください。 http://gnuplot-tricks.blogspot.com/2009/08/pie-charts-entirely-in-gnuplot.html
デモの中には単純なガントチャートの例があります。
はい。set multiplot
としてください。
はい。2 次元グラフでは別々に x 軸を下 (x1) と上 (x2) に 持つことができますし、別々に y 軸を左 (y1) と右 (y2) に持つことができます。 バージョン 5 では、with parallelaxes という描画モードで y 軸をさらに追加することもできます。
バージョン 5 では、「ヒアドキュメント」形式での名前付きデータブロックを サポートしています:
gnuplot> $DATABLOCK << EOD cats 4 2 dogs 1 4 EOD gnuplot> plot $DATABLOCK using 2:3:1 with labels
名前付きデータブロックは一度定義すれば、それを何度でも使うことができます。
データは、plot コマンド上で疑似ファイル指定 plot "-"
を
行ってインライン形式で与えることもできます。
この場合は、データは一度しか使えません。
gnuplot> plot "-" 1 1 2 4 3 9 e
多くの出力形式 (出力デバイスを選択するための gnuplot での名称) で、 「拡張文字処理」モード ("enhanced text" モード) がサポートされていて、 これで上付き下付きの文字、および斜体 (italic)、太字 (boldface) や その他の書体、フォントサイズを指定できます。
古いやり方として、特別なフォント、例えば Adobe の "Symbol" フォントに 切り替えるために拡張文字処理モード (enhanced text モード) を使用する 方法があります。それは、あなたが出力したい文字に通常の ASCII 文字を 割り当てています。これは、現在でも PostScript 出力には必要でしょう。 しかし、より簡単な方法は、UTF-8 エンコーディングを選択し、 特殊文字を他の文字列と同様にそのまま入力することです。 この方法では、フォントの変更は必要なく、また CJK 文字集合を含む すべての Unicode コードポイントへのアクセスが可能になります。 しかし gnuplot によって作られたファイルを実際に印刷、表示するには、 あなたのコンピュータ、あるいは出力デバイスに適切なフォントが インストールされている必要があります。 gnuplot 自身にはフォントは含まれていません。
いくつかの LATEX 系出力形式 (latex, epslatex, tikz,
context, cairolatex) は、生成した文字列を LATEX に渡します。
この場合は、"\\alpha_{3}"
や '\alpha_{3}'
のような
通常の LATEX 風の記述が利用できます。
ü (u ウムラウト; u の上に点 2 つのアクセント) や n のような文字をラベルに含めるには、 適切なエンコードオプションを設定し、 8bit 文字コードを使用しなければいけません。 例えば次のようにします。
gnuplot> set encoding iso_8859_1 gnuplot> set title "M\374nchner Bierverbrauch \374ber die Jahre" gnuplot> plot "bier.dat" u 1:2
これにより、適切な set encoding により、 チェコ語、仏語、ハンガリー語、露語などのラベルを打ち出すことができます。 しかし、2 種類のエンコード (例えば西ラテンエンコードと東ラテンエンコード) を一つのファイルに混ぜることはできません。
より一般的な解決法は、上に述べたように UTF-8 エンコーディングを 使うことです。それにより任意のアクセント付き文字に Unicode コードポイントでアクセスできるようになります。
set size square
か set view equal xy
としてみてください。
たいていの出力形式では、デフォルトフォントの名前とサイズを指定できます。 「拡張文字処理」モード ("enhanced text") では、フォント、 および文字サイズやボールド、イタリックの書体を一つのグラフ内で 変更できます。
以下のようにデータ値として ? を指定すればできます。
1 2 2 3 3 ? 4 5
set missing も参照してください。 データファイルのコメント文字を指定するには、 set datafile commentschars を参照してください。
これは、例えば plot 'a.dat' every 2
のように、
plot
コマンドに色々なオプションを指定することでできます。
すべての点を通る線を引き、しかし点の記号は n 点毎に書きたい場合は、
plot 'a.dat' with linespoints pointinterval n
としてみてください。
状況によりますが、主な方法は以下の通りです:
set arrow .... .... nohead
この場合、
矢の正確な開始点と終了点の位置を計算しておく必要があります。
簡単です。コマンド plot 'a.dat' でできます。 3 次元描画の場合は splot 'a.dat' です。 ただし、2 つのつながっている線 (孤立線) を分離するのに 空行を出力するのを忘れないでください。 さもないと、データが格子状 (grid) でないというエラーが出るかも知れません。 質問 3.9 も参照してください。 データが格子状でない場合は、 set dgrid3d {色んなオプション} を使用してください。
直接はできません:
gnuplot は replot
コマンドはサポートしてますが、
remultiplot
コマンドはありません。
よって、スクリプトファイル内に set multiplot
から unset multiplot
までのすべてのコマンド列を書く必要があります。
そのスクリプトを gnuplot に load
してやれば、
必要な回数だけ、異なる出力形式、異なる出力ファイルに replot できます。
最初に、それが本当にバグなのか、 それともある set-command で翻すことができる特徴なのかを見極めてください。
次に、あなたが使っている gnuplot が古い版ではないか確かめてください。 もしそうなら、 より新しい版ではその新しいバグは取り除かれている可能性があります。
CVS 開発版は、現在のリリース版以後に報告されたバグの修正を 既に持っている可能性があります。レポートを送る前に、 質問のバグが既に修正されていないかチェックしてみてください。
これらをチェックした後でなおそれがバグであると確信したなら、 http://sourceforge.net/p/gnuplot/bugs の bug-tracker で 報告してください。 その際、gnuplot のバージョン (パッチレベルも含む) とそれが動いている オペレーティングシステムも書いてください。 特にそのエラーを再現する簡単なスクリプトを提供してもらえると と大いに助かります。
souceforge の tracker は、バグのレポート、および 後のリリースに反映するためのバグの修正の収集のためのものです。 ニュースグループ ~comp.graphics.apps.gnuplot は gnuplot に関する問題に対する回避策を見つける、 あるいはそれを実際に解決する手助けのためのものです。
パイプをサポートしているシステムでは、 他のプログラムからパイプ経由で gnuplot にコマンドを渡すことができます。 Octave (http://www.octave.org) のように、 gnuplot をグラフィックエンジンとして使用している多くのアプリケーションが この方法を使用しています。 これは、form ベースの Web ページから gnuplot を起動する cgi スクリプトでも 利用できます。
John Campbell ([email protected]) は、 かなり前の版 (3.5) の gnuplot を改良して、 C プログラムから呼び出せる C のサブルーチンライブラリに作り上げました。 gnuplot はその後劇的に変化しましたが、 現在の版に基づく同様のライブラリを作成するような計画は我々は知りません。
拡張やパッチは、gnuplot の開発サイト http://sourceforge.net/p/gnuplot/patches/ の "Patches" ページにあります。 一般的に、現在の開発版は、最終公式リリース版の gnuplot には まだ入っていない機能も入っています。
gnuplot は今までも、そして現在も描画プログラムであり、データ処理や数式 処理プログラムではありません。よってそのようなことはできません。積分の 基本的な実装については demo の "bivariat.dem" を見てください。 しかし、gnuplot バージョン 5 は、動的外部共有オブジェクトの関数の 呼び出し、いわゆる「プラグイン」をサポートしています。 よって、C あるいは他の言語による複雑な関数を、 決められた呼び出し様式に従って書けば、 gnuplot がインポートできるプラグインとなるよう コンパイルすることができます。
gnuplot それ自身は、しんどい数値計算にはあまり向いていません。 しかし、かなり大きなデータ集合の処理は可能です。
Martin-D. Lacasse が書いた、対話型の多目的曲線回帰プログラム fudgit を試してみてください。 これは、グラフ出力用に内部で gnuplot を使います。
NCSA (National Center for Supercomputing Applications) の STG (Software Tools Group) によって開発されたアプリケーション もあります: http://ncsa.uiuc.edu。
pgperl を試してもいいでしょう。 これは Perl 5 によって PGPLOT プロットパッケージを統合したものです。 これに関する情報は http://www.ast.cam.ac.uk/AAO/local/www/kgb/pgperl で見つかりますし、 ソースは ftp.ast.cam.ac.uk の /pub/kgb/pgperl/、 または linux.nrao.edu の /pub/packages/pgperl/ にあります。
他の方法として Octave があります。README を引用します: Octave は高水準言語で、主に数値計算用です。 Octave は GPL ライセンスに従い、原則的にフリーな Matlab クローンです。 線形や非線形の問題を数値的に解くのに便利な コマンドラインインターフェースを備えています。 Octave の最新版は常に http://www.octave.org にあります。 ところで、octave は gnuplot を描画エンジンとして使いますので、 gnuplot に追加するデータ処理プログラムを手に入れることになります。
最後に、matlab の代わりとして、オープンソースの scilab (http://www.scilab.org) もあります。
ほとんどの対話型出力形式では、再描画、各要素の描画のトグル、 軸のスケールの変更などを行うために、あらかじめ設定された、 およびユーザ定義可能なホットキーの両方をサポートしています。 現在有効な gnuplot の描画ウインドウ上で h を打つと、 ホットキーの一覧が表示されます。 さらなる情報については、help mouse と help bind を 参照してください。
投稿よりもむしろ、 http://sourceforge.net/p/gnuplot/patches/ の 'Patches' セクションを通してコメントするか パッチを更新する方が望ましいです。 [email protected] は、 より活発な議論のための論点を送って頂けるとありがたいです。
gnuplot のベータテストメーリングリストに入ってください。
メール本文 (メールタイトルではなく) に subscribe gnuplot-beta
と書いてメールを [email protected]
に送ってください。
その質問を (回答と一緒に) [email protected] へ送ってください。
これは、以前は複雑でしたが、バージョン 5 ではこれは簡単です。 描画する各関数の直前に必要な範囲を置きます。 例えば、実験データと、領域の 2 つの異なる部分をカバーする 異なる 2 つの異なる関数モデル f1, f2 を描画するには:
gnuplot> set autoscale x # x の範囲をデータから取得 gnuplot> plot "data", [-100:0] f1(x), [0:100] f2(x)
そのシステムが、Unix のように popen() 関数をサポートしているなら、 他のプロセスの出力を使って実行することが可能です。 例えば、次のような awk の短いプログラムが使えます:
gnuplot> plot "< awk ' { print $1, $3/$2 } ' file.in"
plot コマンドはとても強力で、
データファイルに対するある種の代数処理も可能です。
help plot
を参照してください。
上のフィルタは、Unix やその互換 OS、OS/2 では問題なく動作します。 Windows では、これはデフォルトでは gnuplot バージョン 5 のみが サポートしますが、その前のバージョンでは、別のプログラム wgnuplot_pipes が必要になります。
それにはsave
とload
のコマンドを使ってください。
詳細はhelp save
とhelp load
を参照してください。
set term push と set term pop を使えば、 ファイルシステムを触ることなく それぞれ現在の出力形式の保存とその後の復帰ができます。
splot への入力データが、各行が同じデータ点数 (通常は空行で分離されている) を持つように揃っていれば、splot はデフォルトではそのデータを 曲面を記述するものとして扱います。 そうでなく個々の曲線を描画したければ、 unset surface, set surface explicit, plot ... nosurface などを組み合わせてみてください。
以下は一つの方法です:
gnuplot> f(x,y) = x**2 + y **2 gnuplot> x(u) = 3*u gnuplot> yu(x) = x**2 gnuplot> yl(x) = -x**2 gnuplot> set parametric gnuplot> set cont gnuplot> splot [0:1] [0:1] u,yl(x(u))+(yu(x(u)) - yl(x(u)))*v,\ > f(x(u), (yu(x(u)) - yl(x(u)))*v)
unix 互換システム上ならば、gnuplot へのコマンドを標準入力 (stdin) からパイプで渡せます。
gnuplot からの print
コマンドは、
名前つきパイプで読み出すことができます。
Windows では、GUI プログラムで標準入力 (stdin) が使えないため、
コンソール版の gnuplot (推奨) か、
テキストコンソールが追加された GUI 版の wgnuplot_pipes のいずれかを使う必要があります。
古い pgnuplot というヘルパープログラムも
まだ配付ッケージに含まれています。
最も自然な方法は、UTF-8 フォントを使い、文字 (Unicode コード ポイント #x210F) を直接入力することです。
しかし、これは PostScript ではうまくいきませんので、例えば次のような
次善の策を用いる必要があります:
@{/=56 -} {/=24 h}
または {/=8 @{/Symbol=24 -} _{/=14 h}}
後者では 24pt (ポイント) の "-"
(/Symbol フォントの中の長いハイフン) がスペースなしで使われます。
14pt の "h" は 8pt のスペース ("_" の前にあるスペース) だけずらされて置かれますが、
それは下付き文字として書かれるので小さい文字になります。
しかしそれらは通常我々が使用するプランク定数の記号とは違っていて、
横線は斜線ではなく水平線になります。
アクセント記号なども使ってみましたが (iso-latin-1 エンコーディングの文字 264 など)、
その大きさと位置を正しくする方法を見つけることはできませんでした。
もう一つの方法は {/=14 @^{/Symbol=10 -}{/=14 h}}
とすることです。
AMS-LaTeX の PostScript フォント(http://www.ams.org/tex/amsfonts.html
にあり、
そして多くの LaTeX 配布にも含まれています) を使えば、
とても簡単に小さい Planck 定数をセットすることができますが、gnuplot (help fontpath
を参照) と、
PostScript インタープリタ (通常 Ghostscript) が
ファイル msbm10.pfb
(または msbm10.pfa
) が
どこにあるかを知る必要があります。"h" に傾斜のついた横棒を重ねた \hslash
を生成するには {/MSBM10 \175}
を使ってください。
通常の \hbar
(水平の横棒) は 8 進数の 176 です。
ただし、水平の横棒はイタリック体としてしか存在しないことに注意してください。
Planck 定数と同様、最も自然な方法は UTF-8 フォントを使い、文字 (Unicode コードポイント #2299; "circled dot operator") を直接入力することです。 非常によく似たグリフがコードポイント #x2609 にもあります。 これは "sun" で、よりいいかもしれませんが、 それを持つフォントは多くはありません。
上、下、左、右の境界位置を、ページ内の位置として小数単位で指定してください:
set lmargin at screen 0.05 set bmargin at screen 0.05 set rmargin at screen 0.95 set tmargin at screen 0.95
gnuplot は、それ自身ではフォント処理を行いませんので、 それは必然的に個々のデバイスをサポートするライブラリに任せることになります。 残念ながらこれは、フォントの検出においては、異なる出力形式には 異なる説明が必要だということを意味しますので、 ここでは、簡単なヒントをいくつか上げておきます。 詳しい情報については、あなたが問題にしている出力形式用の gnuplot のドキュメントを参照してください。
setenv GNUPLOT_DEFAULT_GDFONT verdana
set term x11 font "mbfont:sazanami mincho,vera,20"
$ gnuplot_x11 :== $disk:[directory]gnuplot_x11 $ gnuplot :== $disk:[directory]gnuplot.exe $ def/job GNUPLOT$HELP disk:[directory]gnuplot.hlb
そして gnuplot をコマンドラインから起動し、
set term x11
としてください。
Unix 上では、x11 と qt 出力形式は、分離されたヘルパープログラム gnuplot_x11, gnuplot_qt のインストールが必要です。
これらは通常は /usr/libexec/gnuplot/5.0/ というディレクトリに
インストールされ、gnuplot はその場所を探すことを知っています。
しかし、それ以外の場所にインストールしたり、
それらを見つける際に問題が起きる場合は、
環境変数 GNUPLOT_DRIVER_DIR
を設定してみてください。
gnuplot は、ある目的のため 1e-08 より小さい数を 0 として扱います。 よってとても小さい数の集まりを描画しようとすると それらは 0 として描画されてしまいます。 対数軸で描画する場合は、 もっとひどいことにそれらは目盛りからはずれてしまいます。 また、全ての数が "0" である場合、 範囲は空であるとみなされます (訳注: gnuplot 3.6 以前の仕様):
gnuplot> plot 'test1' Warning: empty y range [4.047e-19:3e-11], adjusting to [-1:1] gnuplot> set yrange [4e-19:3e-11] gnuplot> plot 'test1' ^ y range is less than `zero`
その対策は gnuplot の "zero" の概念を変更することです。
gnuplot> set zero 1e-20
より詳しい情報については help set zero
を参照してください。
pause -1
を入れる方法があります。
gnuplot filename.gp -
(最後のパラメータはマイナス) を使用します。
-persist
か /noend
のどちらでも
結構です。
gnuplot は整数の式の場合、実数演算ではなく整数演算を行ないます。 例えば式 1/3 は 0 と評価されます。 もし実数の値が欲しいならば、その数の後にドット "." をつけてください。 例:
gnuplot> print 1/3 0 gnuplot> print 1./3. 0.333333
整数の式をこのようにして評価するやり方は C や Fortran でも行なわれています。
set output
によって出力をクローズして、
たまっている出力を吐き出させる必要があるかも知れません。
出力形式によっては、一つの出力ファイルに複数のページが含まれています (postscript, pdf, latex, svg, ...)。
これらの出力モードでは、gnuplot はあなたが描画の追加ができるように
各描画後にファイルをオープンしたままにしています。
よってあなたが明示的にそれをクローズする (set output
または unset output
) か、異なる出力形式を選択する (set term
) か、
または gnuplot を終了するまでは、そのファイルは完全ではなく、
外部のアプリケーションでは使用できるようにはなっていません。
単一 'ページ' のみを持つ出力形式 (png, emf, ...) では
このような問題に悩まされることはないでしょう。
次のような短い Perl スクリプトを使って gnuplot を呼び出せます:
#!/usr/local/bin/perl -w open (GP, "|/usr/local/bin/gnuplot -persist") or die "no gnuplot"; # force buffer to flush after each write use FileHandle; GP->autoflush(1); print GP,"set term x11;plot '/tmp/data.dat' with lines\n"; close GP
gnuplot は終了時にその描画ウィンドウを閉じます。
close GP
コマンドが実行されると、
描画ウインドウを目にする前でさえも閉じられてしまいます。
それに対する対処は 3 つあります:
1 つ目は、gnuplot 内で pause -1
コマンドを、
パイプを閉じる前に使用すること、
2 つ目は、gnuplot と描画ウィンドウが不要になったときにのみ
パイプを閉じるようにすること、
3 つ目はコマンドラインオプション -persist
を使うことです。
このオプションは X-Window System に描画ウィンドウを開いたまま残します。
gnuplot 3.7 の主な寄与者は (アルファベット順で)、 Hans-Bernhard Broeker, John Campbell, Robert Cunningham, David Denholm, Gershon Elber, Roger Fearick, Carsten Grammes, Lucas Hart, Lars Hecking, Thomas Koenig, David Kotz, Ed Kubaitis, Russell Lang, Alexander Lehmann, Alexander Mai, Carsten Steger, Tom Tkacik, Jos Van der Woude, James R. Van Zandt, Alex Woo です。 さらに version 4.0 への重要な寄与者として、 include Ethan Merritt, Petr Mikulík, Johannes Zellner がいます。 version 4.2, 4.4, 4.6, 5.0 のリリースは Ethan Merritt が取りまとめました。
このリストは Russell Lang, John Campbell, David Kotz, Rob Cunningham, Daniel Lewart, Alex Woo の寄与を John Fletcher が最初にまとめたものです。 そして、Alex Woo の草案により、 Alex Woo, John Campbell, Russell Lang, David Kotz らの修正と追加、 Daniel Lewart による多くの修正が Thomas Koenig によりまとめ直されました。 そして、gnuplot 3.7 用に再び Lars Hecking, Hans-Bernhard Broecker およびその他の人々による修正が Alexander Mai と Juergen v.Hagen によりまとめ直されました。 gnuplot バージョン 4 用の修正は、 Petr Mikulík と Ethan Merritt により行なわれました。 gnuplot バージョン 5 用の修正は、 Ethan Merritt により行なわれました。
(訳注: 日本語訳は Shigeharu TAKENO ([email protected]) により 行なわれました。)
この文書はLaTeX2HTML 翻訳プログラム Version 2016 (1.71)
Copyright © 1993, 1994, 1995, 1996,
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Computer Based Learning Unit, University of Leeds,
Copyright © 1997, 1998, 1999,
Ross Moore,
Mathematics Department, Macquarie University, Sydney.
を日本語化したもの (2016 (1.71) JA patch-2.1beta1.16 版)
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Debian Project.
Copyright © 2001-2011,
Shige TAKENO,
Niigata Inst.Tech.
を用いて生成されました。
コマンド行は以下の通りでした。:
latex2html -split 0 -show_section_numbers -nobottom_navigation -init l2h-init faq-ja-20170609.tex.
翻訳は 竹野茂治 によって 2017年6月9日 に実行されました。